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イベントレポート

2025/8/2 電池のリサイクル・手作り乾電池工作

# 講座・ワークショップ

講座概要はこちら
講師:佐々 知美[一般社団法人JBRC

<エコル自由研究WEEK!>
一般社団法人JBRCは、小型充電式電池の回収・リサイクルを推進している団体です。本講座では、電池の種類やそれぞれのリサイクル方法について学び、乾電池を自分で作ることを通して、電池の構造を楽しみながら知ることができました。

<参加者の声>

  • すごく楽しかったです。充電済みと使い切った充電池にそれぞれ釘を刺して発火するかたしかめる実験動画がわかりやすかった。使い切ってから捨てます。
  • 電池の材料は世界的に貴重なので、みんなで電池のリサイクルをする必要がある。
  • 今回のことはためになったしどう捨てるかが分かって良かったと思う。

アルカリ乾電池やマンガン乾電池など、使い切りの電池は「一次電池」、充電して繰り返し使用できる電池は「二次電池」といいます。映像やクイズで、電池の歴史や正しい電池の使い方について学びました。

充電池にはレアメタルと呼ばれている貴重な金属が含まれており、リサイクルすることで地球の限りある資源を守ることにつながることがわかりました。

座学の後は、一次電池であるマンガン乾電池作りに挑戦です。ラベルに絵を描いて、オリジナルの乾電池を作ります。

黒い粉(二酸化マンガン)を亜鉛という金属でできた容器に詰めます。電池の中はこのようになっていたのですね。

炭素棒をトンカチでうちこみ、二酸化マンガンと合わせて電気が流れる仕組みを作りました。トンカチを初めて握る子も!

豆電球をとりつけてみると、無事に明かりがつきました。乾電池作り大成功です!

オリジナルのマンガン乾電池。最後まで大切に使い切りたいですね!

ところで、二次電池である充電池は、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、ハンディファンなど、色々なところで活躍し、今では生活に欠かせない存在ですが、レアメタルが使われているので、リサイクルすることが重要です。品川区では令和6年9月から「陶器・ガラス・金属ごみ」として充電池を回収できるようになりました。充電池の取り外しができない機器も、機器ごと回収しています。①電池を使い切ること、②他の品目とは一緒に捨てないこと、③袋に「充電池」と記載すること、正しい分別ルールを守り、清掃車や清掃工場で火災の原因とならないように気をつけましょう。詳細は品川区のHPをご参照ください。

リサイクルは一人ひとりの分別の意識が欠かせません。分別ルールを守ることは私たちが地球のためにできる行動の第一歩です。

(事業担当)

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